当学のスポーツ部でも、
早いところでは3年生で現役引退してしまうようです。
昨今の就職活動がそんな彼ら彼女らの時間を大きく奪ってしまっている様子。
平均的な学生時代の自由はどんどん小さくなっているかもしれません。
一般的には、スポーツのレベルを上げるのにとても適している年代。
もちろん何歳になっても楽しむことはできますが、
大人になるほど誰もがこの時期を懐かしく思うのではないでしょうか。
することを与えられて忙しい日々と、自ら追いかけて忙しい日々とでは
大きく違うと思います。でも案外前者のほうがラクだったりするもので、
気がついたらそのループにどっぷりはまってしまうことも。
4年生の時に後者のスタイルや感覚をたくさん身につけておくことは、
社会人生活を豊かなものにするいちばんの近道になるかもしれません。
それはきっと、人生においてもです。
もし伝統や文化で3年生引退という流れがある部活なら、
4年生でもあるいは院生でも現役でスポーツすることが可能になるといいと願います。
教えられること、教わることがたくさんあると思いますから。
新旧交代、組織運営のあり方をムリに変える必要はないでしょう。
4年生も後輩も、自分で選択した部活動がより充実したものとなるように。
かけがえのない4年間です。