100メートルを、20秒で走る。

最近運動不足でも、体育局OBOGの皆さんであれば、数回なら大丈夫だと思います。

ではそれを、「200回連続、休憩なしで」と言われたらどうでしょう。
その総計距離は、20キロ。

箱根駅伝予選会は、20kmを各大学 最大14名が走り、その上位10名の合計タイムで競います。
理科大チームの、今年の選手記録の最善水準が、100mを、20秒。

50校が出場して、理科大の結果は幾分後ろの方になりましたが、
素人ランナーから見たら、目が飛び出るほどに速い。

では将来、この予選会を勝ち進んで（上位10位以内）正月めでたくチームが箱根路を走るためにはというと、100メートルを18秒、が目標です。

わずか2秒、されど2秒。

この僅差を埋めて追い越すために、選手たちは懸命に日々、走り続ける。
個の実力が必要でありながら、チーム力も大切な、魅力的な競技のひとつですね。