翔ぼう、みんなで。

「翔べ、翔べ、翔べ! ゆうた!!」

ゆうたはパイロット。みんなの期待と希望を背負って、手創りの機体に乗り込む軽量選手。

7月下旬の穏やかな琵琶湖畔は、そんな選手たちやチームの結果を如実に数値化する戦場と化した。

1年間の努力の成果を、たった1回のチャレンジに託す。

事前のテスト飛行は、チームのみんなで機体を素手で持ち上げて走って幾度も繰り返したらしい。

ボッチャン、と、見るも無残な結果に終わるチームも少なくない。

皮膚丸焦げにして、こみ上げる涙を抑えて、ふわりと揚力を得た紫色の機体を固唾を呑んで見送る。

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鳥人間コンテストの結果は、
読売テレビ系で9月3日(水)19時よりオンエア予定です。

学生時代は学業を必然に、さらにチャレンジ精神で楽しむ、スポーツや課外活動。
社会人は仕事や家族を必然に、さらにボランティア精神で嗜む、ホリデーや応援活動。

専門家でもある鳥人間チャレンジャーたちに、
OBOGはえんじ色の旗を高く持って、よそに負けない気持ちで声枯らしてエールを贈るだけです。

体育局の現役生たちに、
OBOGは紫色の旗をガムテープで貼って、誰にも負けない気持ちで声枯らして校歌応援歌を唄うだけかもしれません。

応援される側、声援を贈られる側は、照れくさいし、時に面倒くさい。
でも身内の応援にすら正面を向けない状態で、素晴らしくて高いレベルを目指せるはずなどない。

家族の期待、仲間の期待、組織の期待、学校の期待は、より遠くへ翔ぶための大切な大切なステップ台です。

そんな力を上手に味方につけらるようになった時、
部活でも社会でも人生でも、素晴らしい結果が必ずついて来ます。

今秋、原点に返って、日頃見失いがちな永久不滅のエナジーを再確認しましょう!



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