喜怒哀楽を友に思う

めでたい時、これいちばん最高です。みんなが嬉しくて、少々の遅刻すら笑いのネタになり、
一緒に食べるお料理もつがれるお酒も、あまいスイーツも全部、宝石のように見える。
会話する一言ひとことが、話すほうも聴くほうも、興味津々で、明るく輝いて記憶に残る。
デジカメで撮った写真1枚1枚がどれも新鮮で、同じようなのが何枚あろうと全部永久に保存したくなる。

思い通りにいかない時。叱られる時、叱らなければならない時。
会いたいというより、会わなければならない時。
しかしその時はお互いたいへんでも、将来の糧になり、大切な指導の場になり、財産になる。
良薬口に苦し。これまた大切な機会です。

悲しい時、人生においてこの機会の経験が全くゼロということは恐らくないでしょう。
強引に前向きに考えることもできるかもしれませんが、辛さ、無念と思う気持ちに勝ることはできません。
そして再会する機会として、ベストとは決して言えないだろうと思います。

会いたい時に会える喜びを、私たちはもっともっと、大切にしなければならないのかも。

「若い頃には借金してでも付き合いを大切にしろ」って教わったことがありますけれど、
時間やお金は限りあるのが当たり前な世の中、何歳であっても、選ぶ権利は一人ひとりの心の中にある。

本当の楽しみは、同輩、後輩、先輩、家族、みんなの存在のありがたさ。
こんなに大きくて素晴らしいことはありません。単純なことだけれども、忘れずに。
いつかきっと気づく。現役もOBOGも、大切にしていこう。



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