学生3駅伝大会の1つ、出雲全日本選抜駅伝大会をテレビで観戦しました。
東洋大学の今年の強さに驚かされ、また早稲田大学や駒沢大学もしっかりと実力を発揮しつつあります。
11月には伊勢路で、そして正月には箱根で。
どの大学も選手も、各大会へ向けてテンションがますます上がっていることでしょう。
駅伝やマラソンの一流選手たちは、月トータルで1000km以上もの走りこみを行い脚力に磨きをかけています。
単純に30で割っても 1日30kmを超える距離を、目標に向かってコツコツ練習するのです。
当然フィジカル面でもメンタル面でも、トップレベルの学習や訓練を行ないます。
その努力の積み重ねで勝ち得たプラスの結果や喜びは、この上ない財産となるに違いありません。
卒業後も実業団やクラブチームなどに所属して活動できれば、可能だと思います。
しかし社会人になってから、学生時代よりももっと多くの時間を、自らスポーツに費やすことは容易ではありません。
必然的に「量」よりも「質」が重要となりましょう。でもやはり、学生時代には一般的に敵わないのではないでしょうか。
卒業してから、これまでとは異なる種目のスポーツを始めるパターンも、珍しくないと思います。
いずれにしても、パワー と 時間 に対する 「自由度」 の合計は、きっとかなり少ない。
なので、学生時代に築くことのできる基礎体力って、年齢を重ねるほど大事になってきます。
それは健康維持や生活習慣病の予防になったり、ストレス解消やコミュニケーションづくりに役立ったりもしますから。
OBOGは、せっかくの基礎を大切にして。
現役学生は、今ある時間をもっと大切にして。
スポーツの秋、ジャージやトレーニングウェアに着替える機会も増えると思います。
テレビで見かける選手たちから刺激をもらって、持っている財産に引き続き磨きをかけられるといいですね。