投稿日:2012年6月20日
今年の11月3日(土)まであと4ヶ月半程度となりました。
梅雨を過ごし、オリンピックに沸き、暑い夏を乗り越えたら、その先はすぐに充実の秋。
OBOG総会は、お互い共通の経験を有するかけがえのない仲間同士が、
それも懐かしの場所久喜キャンパスで「笑顔交換」できる待望イベントでもあります。
体育局久喜支部が発足して、現在17代目。
この大きな歴史と文化の積み重ね、まさにご関係者一人ひとりのおかげさまです。
時代こそ変化とともに流れても、昔も今も、根底にある情熱や純粋さは変わりません。
「これが一番楽しみだから!」
明るく爽やかにそう語ってもらったことを思い出すたび、
理科大体育局の伝統その絆の素晴らしさが、日々の多忙を簡単に忘れさせてくれるよう。
まるで、テコの原理のように。
役員の方たちも本格的な準備に勤しんでいる様子です。
前回・前々回に増して皆様がさらに楽しく、気持ちよく、そして有意義な総会に。
投稿日:2012年5月24日
Our Dear Hitomi Mimura
忘却曲線のことを、あらためて説明する必要もないでしょう。
東日本大震災の翌年さっそく、津波被害のあった地域に新しい家が建ちはじめています。
五月晴れ爽やかな利根運河のすぐ近く。
昨年に引き続き、今年も運良く久喜地区のフレッシュマンキャンプに少しだけ同席させてもらいました。
新入生たちでグループになり、オリエンテーリングやカレー作りなどに励む雰囲気がまさに新鮮です。
野田のセミナーハウスで開催された5月12日の土曜日とその翌日解散までの間は、
80名を超える参加者全員が誰ひとりお酒を一滴も口にすることなく過ごしました。
この、夜。 3・4年生の上役と言われる本部役員たちが集い、打ち合わせをするというので、
そこに同席させてもらった時のことです。
「野田サッカー部の事例を、どうしたら再発防止できるか。」
責任ある役職に就くメンバーたちは、みんな真剣な眼差しです。
既に臨時拡大部長会議で具体的な処罰は決まっています。
そんな時、同席してくださっていた白石安男先生が僕たちに教えてくれました。
「このすぐ近くに、ミムラさんのメモリアルがある。」
理科大の鹿沢山荘で当時スキーを練習していて、最中誤って樹に激突し尊い命を亡くしてしまいました。
その親御さんが、どうか忘れないで欲しいというお気持ちから、写真のモニュメントをお造りになられたとのこと。
朝食を済ませた後のつかの間の自由時間、参加していた本部役員たちはこの場所をしっかりと確認し、
決意新たにした凛々しい面立ちで通常の業務に戻っていきました。
同じ世代の仲間が、不慮の事故で命を落としてしまったこと。
理科大でスポーツや活動をするもの誰もがいつまでも決して忘れないように。
過去を取り戻すことはできなくても、未来を明るくすることはできます。
機会あれば都度訪れ、そして現在の改善や、将来の希望へ。
(体育局久喜支部フレッシュマンキャンプ2012報告)