投稿日:2011年12月29日
今年は悲しかったこと、たいへんだったことも、本当にたくさんありました。
そんな中、明るい話題や未来への大きな希望をつくり出してくれたのは、
「 なでしこジャパン世界一 」 や 「 室伏広治選手の金メダル 」 など。
そしていよいよ来年の夏、ロンドン・オリンピックも開催されます。
さまざまなスポーツ種目の、大祭典。
この日に向けて展開される熱いドラマや、本番で繰り広げられるすばらしい感動の全てが、
私たち一人ひとりに絶大な力と勇気を与えてくれるに違いありません。
トップアスリートの方々の勢い借りて、
個人、部活、組織それぞれの果敢なチャレンジがより一層 実りますように。
今年も皆様方からたくさんのご厚情賜り、心より御礼申し上げます。
来る年2012年も、何卒よろしくお願い申し上げます。
投稿日:2011年12月16日
「理科大にあたるとラッキー」 ある部活で、そう思われているらしい。
部活の試合なら“対戦相手”がいるわけですが、それが理科大だと相手に強気の心理を抱かせてしまうようです。
先日傾聴した久喜地区総会で、そのうちの一人の講演者がこのことを語っていました。
ひとつのスポーツに長けた学生の人数は、理科大だと少ないでしょう。
だからと言って、試合や対戦する前から相手に優位に思わせているようなら言語道断。
これはもはや、現役生だけの問題ではないと思います。
OBOG一人ひとりが反省をし、真剣に受け止めなければなりません。
例えば社会人のクラブで、練習時間や環境がとてもたいへんなのにめっぽう強いチームがあります。
企業名を背負ったメジャーな組織ではなく、草野球チームのように寄せ集めの。
もちろん上手な選手もいますが、初心者の仲間もちゃんといて。
仕事も勤務時間もバラバラ。チーム練習だって1ヶ月に良くて6~7回ぐらい。
ただ1つだけ、目標がはっきりしています。
試合で勝利すること。日頃からのミニゲームも練習試合も、すべて全力勝負です。
ルールだって審判だって、とことん勉強して資格取ったりしてきちんとやります。
自主トレーニングは、当たり前。
経験年数、個人技レベルの差に関係なく、全員そのスポーツが大好きな集団です。
なのでチームのためなら、引退も潔い。
自らの肉体的成長の限界を感じたら、各々の判断で第一線から引きます。
しかし練習や忘年会、試合の応援などには時折顔を出す。
インターネットで試合結果が閲覧できる時代ですので、
そのチームがずっとトップレベルで活躍している様子が県外・海外からでもわかります。
これは、世代を超えて代々続いている伝統の証し。
皆さんの部活スタイルは、いかがでしょうか。
ついこの前、野田キャンパスの部活現役学生たちとゆっくり会話する機会がありました。
日曜日のプライベートな飲み会なのに、3年生はスーツ姿。
1年生のひとり:
「就職活動終わったら、一緒にまた練習してくださるんです。」
3年生のキャプテン:
「はい!早く戻りたいと思います。」
仲間たちのために、気持ちまっすぐ全力で取り組んでいます。
想定外のトラブルがここ数年続きちょっと可哀そうでしたが、
これからは間違いなくグンと上昇してくるでしょう。
私たちは本気に取り組む仲間同士であり、優れた技術や力を習得できる集団。
「理科大が相手だとマジでイヤだな」、そうしっかり語り継がさせていいのでは。