「君は医学部じゃなくて、ラグビー部だ。」
と、大学時代のご自分のエピソードをNHKの番組で語っておられた山中伸弥教授。
あきらめず、自分の信じた道をしっかりと歩み続ける。
その礎は恐らくこの学生時代に強固に築かれ、
のちの数々のご苦難を乗り越え、
必然的とも言われるノーベル医学生理学賞に輝かれました。
ひたむきに一生懸命努力するご姿勢が、この快挙へとつながったに違いありません。
私たちも山中教授のご努力をあらためて見習い、
大学時代の体育局活動や部活動の頃に、ある意味「初期化」することで、
これからの生活や人生にさらに役立ててみる。
誰もが忘れがちな自分自身の財産を、きっと発見できることでしょう。
また、一人ひとりの力ももちろん大事ですが、
それは大半が、仲間たちの存在や刺激等あってこそ得られるものでもあり、
定期的に維持したり再確認したりするのも人生を上手く楽しく生きるコツだろうと思います。
少なくとも、鈍らないように、滞らないように。
スポーツや体育局を通して得られるエネルギーは、実はこれからが本番です。