投稿日:2012年4月3日
「大学に進学したら、◯◯部に入ろうかな。」
期待に胸踊らせ、さまざまな勧誘あり、情報あり、先輩あり。
どんなプロセスでも、最終的には自ら判断して入部する部活。
とっても素敵で、これからもずっとずっと大切にしていきたい環境です。
今年はオリンピック開催年でもあり、日本代表が次々決まっていくのを見ると
気持ちもさらに高まる感じがしますね。
経営学部ができた当初は、キャンパス内に部活はひとつもありませんでした。
入学時に特定のスポーツへの強い願望を抱くのは、とても難しかったと記憶しています。
でも広いグラウンドや体育館、武道場などがしっかり備わっていたおかげで
気の合う者同士で意気投合し、1~2年かけて今ある団体のほとんどが形成されました。
限られた施設を適切に割り振って使用するためには、
東京理科大学の部活として真剣に取り組んでいくのか、単なる遊びでやりたいのかが問われます。
経験者、初心者関係なく、より高いレベルを目指して一致団結したり
大会・試合の参加登録をどんどんしたりして盛り上がって参りました。
中には、たった一人で立ち上げた部活動だってあります。
とにかく久喜支部の局員みんなが、夢中になって部活動の基礎を築きあげていました。
もし今自分が新入生だったら、希望の部活に入りたいか。
私は、やっぱりその部活の今を見てみないとわかりません。
真剣で素晴らしい雰囲気ならぜひやりたいですし、中途半端ならイヤだと感じるかもしれません。
卒業生の皆さんはどう思いますでしょうか。
今年の新入生を迎えるにあたり、おそらくどの部活も希望者を歓迎したいだろうと思います。
我が襟を正し、新入生の気持ちになって、且つ素晴らしい先輩として桜咲くシーズンを迎えて欲しいと願います。
投稿日:2012年3月26日
体育局とは、運動部に所属する部員全体のことを表す大きな組織です。
本部役員とは、その中で選ばれ体育局全体の運営に携わる役員です。
しかし部活のスポーツに一生懸命なのと、体育局の本部役員活動に一生懸命なのとでは、
矛盾してしまう性格があると思います。
スポーツは練習に励まないと、基本上手になりません。
時には根性が必要なトレーニングも必要です。
例えば一流のサッカー選手は、みんな鍛え抜かれた脚力やボディを持っています。
大学生も、目標に向かって自発的に激しい練習に取り組む姿の方が自然でしょう。
それに対して本部役員活動は、無理をして頑張ってはいけない仕事です。
全ての部活動がスムーズに円滑にそれぞれのスポーツに邁進できるよう取り計らうのが本部。
フレッシュマンキャンプもリーダースキャンプも体育祭などのイベントも
1つひとつがその目的や交流のために昔から実施されている伝統です。
任期終えて「キツかったけど、頑張りました」的な感想にもしなったとしたら、
語弊はありますが、それはある意味失敗だったのかもしれません。
どれだけ効率良く上手に問題解決や行事運営をするかが最大の焦点。
ですので本部役員の活動には、根性論があるべきではないのです。
苦い経験を通して身につくことも確かにあります。
でもどうせなら、卒業してからでも即戦力的に役立つ方がいいでしょう。
「体育会系で頑張り屋だけど、仕事はあんまりできないね(効率や段取りが悪いね)。」
と将来影で言われてしまうのが落ちです。
何のためのOBOG、社会人の先輩方でしょうか。
決して忘れてはならない基本があります。
手を抜くのが効率の良さなんかではないこと。
経営の効率化によって実現している格安航空会社が、安全を疎かにしていないように。
いずれも、熱心なのはたいへん素晴らしいことです。
スポーツ活動には、体力と知恵を。
本部役員活動には、道具と愛嬌を。
「××しなければならない」「××でたいへん」ではなく、
「◯◯部は練習や試合すごいね!」「◯◯の方法は参考になるなあ。」
これぞ運動部をまとめる経営、頼れる体育局本部だと思います。